任意整理で過払い金請求ができる人の条件とは?

任意整理について調べている人の中には、テレビのCMやインターネットの広告などで「過払い金」という言葉を見たり聞いたりしたことがある人も少なからずいると思います。

任意整理と過払い金請求はそれぞれ違う手続きですが、任意整理するときに過払い金が残っていた場合は、過払い金請求を同時に行うことができます。

ここでは、任意整理をするときに過払い金請求ができる人の条件や、任意整理と同時に過払い金請求をするときの流れについて説明していきます。

任意整理で過払い金請求ができる人の条件

過払い金とは、法律で定められている金利より高い金利(グレーゾーン金利)での借金で発生した払い過ぎの利息のことです。

グレーゾーン金利での貸付は2008年頃まで行われていたので、過払い金が発生している可能性があるのは2008年以前にクレジットカード会社や消費者金融からお金を借りた人です。

銀行はグレーゾーン金利での貸付をしていなかったので、銀行での借金には過払い金は発生しません。また、クレジットカードのショッピング枠にも過払い金は発生しません

なお、過払い金には10年の時効があるため、過払い金請求ができるのは最後に返済した日から10年以内の人となります。

任意整理と同時に過払い金請求をするときの流れ

過払い金請求は任意整理と同時に行うことができ、まず弁護士事務所や司法書士事務所へ行って事前相談をしたうえで、委任契約を結んで弁護士や司法書士に任意整理を依頼します。

依頼を受けた弁護士や司法書士は過払い金が発生しているかどうかも含めて借金についての正確な情報を集め、過払い金が発生している場合には会社側へ過払い金の返還請求を行います。

過払い金請求の結果として借金が完済となった場合、手続はここで完了し、借金と相殺した残りの過払い金については払い戻しを受けることができます。また、この場合はブラックリストに載ることはありません。

過払い金請求をしても借金が残った場合は、続いて任意整理の手続きが行われ、利息のカット・返済期間の延長といった条件で和解したうえで、残りの元本を60回払い程度で返済していくことになります。

まとめ

過払い金が発生している可能性があるのは2008年以前に借金をした人で、最後の返済から10年以内の場合です。なお、銀行からの借金やクレジットカードのショッピング枠では、過払い金は発生しません。

法律事務所に任意整理を依頼すると、弁護士などはまず過払い金の有無など借金の情報を調べ、過払い金があれば過払い金請求を行います。

その結果借金が完済した場合は手続きは完了となり、借金が残る場合は続けて任意整理が行われます。

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